2010年01月07日
ヘアー講座!Q&A No.20
新年、明けましておめでとうございます
2010年も、moana hair よろしくお願い致します
ヘアー講座!スタートです
A: サロンカラーとホームカラーの違いって、知ってるようで知らない方が多いんじゃないかと思いますが、いかがですか?
自宅でセルフカラーリングされる方の理由は、“値段が安いから” “自分の好きな時間で、気が向いた時にできるから” “最近では手軽だし、意外とキレイに染まるから”など、様々な理由が挙げられると思います♪ もちろんそれ以外に、サロン側に原因・問題がある場合もあると思いますけど・・・(>_<)★
まず、ヘアカラーには、薬事法によって使用できる成分に制限があります。
この制約の中で、サロンカラーやホームカラーは、ともに最良の効果が発揮できるように日々製品開発されています。 したがって、薬剤の基本的な考え方に限って言えば、大きな違いはないと思います。 しかし、サロンカラーはプロの理・美容師が使い、ホームカラーは自分自身が使う (素人が使う) という、まずは大前提のような大きな違いがあるので、これを踏まえたうえで、さらに話を続けましょう
サロンカラーとホームカラーの違いは、まず大きく分けて2つの要素があります。
ひとつは、薬剤自体の違い。 もうひとつは、薬剤以外、例えば仕上った後の、髪や頭皮に対するケアなどの違いがあげられると思います。
では、ひとつ目の薬剤自体における違いからお話していきましょう♪
ヘアカラーの大半を占めるアルカリタイプのヘアカラーは、薬剤が1剤と2剤に分かれていて、その2つをよく混ぜることから始まります♪
1剤には、酸化染料・アルカリ剤・界面活性剤が含まれ、2剤には過酸化水素が含まれています。これらの薬剤が化学変化を起こすことで髪は染まるんですね。これが、髪の染まるしくみです!
サロンカラーとホームカラーの薬剤自体の違いには、実はこの2剤がとっても大事な役目を持っているんです☆
理・美容室で染めるメリットは、 『2剤の使い分けができる』 というのが最大のポイントなんです。
染料の入った1剤に種類があるように、実は2剤の過酸化水素にも濃度の違いがあり、理・美容師はお客様の髪の状態や目的で使い分けをしてるんです。ホームカラーの過酸化水素濃度は6%のみであるのに対して、サロンの2剤は、1~6%のものがあり、使い分けができるんです
カラーをする人の多くは、月に1回など継続している人です。つまり、髪の90%はすでに髪が過去に何度も染められている状態。その上からカラーをしても、残ったカラーやダメージによって色ムラや、傷みができてしまうんです★
そこでサロンでは、髪の状態に合わせて2剤の使い分けをするんですね
過酸化水素はブリーチに深く関係をするので、必要以上の濃度は髪のダメージに直結します★
お客様の髪の状態に合わせて薬剤をチョイスでき、カラーバリエーションも豊富な理・美容室のカラーリングも捨てがたいんですよ~(^_^)v
もうひとつ!! (^_^)♪♪ 一番分かりやすい違いは、みなさんも気がついてるかもしれませんが、 『におい』 ではないでしょうか!?
カラーって独特の刺激臭が気になりますよね(>_<)★ サロンのカラーは、髪や頭皮へのダメージを抑えるために、揮発性(自然に蒸発する)のアルカリ剤(アンモニア水)を使っているので、アルカリパーマ剤ほどではないにしろ、多少 「におい」 があります★ ですが、“髪に残りにくい” というメリットがあるんです(^_^)v
一方、市販のホームカラーは、このツンとしたにおいを解消するため、においの少ないアルカリ剤がメインで、不揮発性のモノエタノールアミンを使っている商品が多いです。またにおいが少なければ、自由に香りをつけられるということにもなりますよね♪ このように、においは少ないのですが、髪や頭皮に残りやすく、ダメージにつながりやすいのがホームカラーの現状なんです(>_<)★ 「におい」 にこんなワケがあるなんて、ちょっと意外でしょう!?(^_^)♪♪
さらにもうひとつの違いは、『幅広いカラーバリエーション』 があげられると思います(^_^)v
サロンカラーなら、ブラウンでも、個性の強い色味でも、お客様の肌の色やイメージに合った色味を提案できますし、色の数が豊富で、高彩度のヘアカラーもあります♪ サロンカラーは、完全オーダーメイドなんですよ~(^_^)v
一方ホームカラーは、主に低彩度のものなど、染めムラが出にくい、なじみの良い色調のものが中心になっているようです★ そして混合や塗布などにおいて、使いやすい製品形態が工夫されているものが多いのも特徴としてあげられますよ♪
長文で、スイマセンまだまだ、書ききれないことだらけで、、
もっと詳しくは、moana hairで